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●活性酸素とは
活性酸素とは何なのでしょう? 人は呼吸した時、取り入れた酸素量の約2〜3%が体内で「活性酸素」に変化します。この「活性酸素」は、体内に侵入した細菌やウイルス等を攻撃して死滅させる働きがあり必要な物質である反面、喫煙やストレス等によって活性酸素が増え過ぎると体内の正常な細胞をも攻撃してしまい、細胞を酸化させ、身体のあらゆる組織に害を与える、恐ろしい物質になります。
「活性酸素」は、老化現象やあらゆる病気の原因に関係していることが最近の研究で明らかになっています。肌のしみ、しわ、小じわ、肌あれくすみ、などの皮膚の老化をはじめ、虚血性心疾患、脳卒中、ガンなどの生活習慣病にも、「活性酸素」が関係していることが分かってきています。
●酸化(老化)を抑えるポリフェノールの抗酸化作用
本来、体内にはSOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)という「抗酸化酵素」を備えていて過剰な「活性酸素」を抑えています。しかし、このSODをつくる能力は25歳頃から徐々に低下し、40歳を過ぎると急激に衰えてきます。SODは体内では生成されない酵素ですから、それと同じような働きをする物質を外から摂取しなければなりません。そこで、抗酸化物質である「ポリフェノール」に注目が集まっているのです。「ポリフェノール」を摂取して活性酸素を除去することにより、疾病の予防や老化を抑えることが期待できます。
年齢とともに疲れやすくなったり、お肌のしみやしわ、小じわが増えたりといった老化現象は、この「活性酸素」の除去能力の衰えが大きな原因であることが分かってきました。
SODとは・・・Super Oxide Dismutase(スーパー・オキシド・ディスムターゼの略称)で、「活性酸素除去酵素」のことです。Super Oxideは「活性酸素」、Dismutaseは「取り除く酵素」です。
●きっかけはフレンチパラドックス
みなさんはフレンチパラドックスということばを聞いたことがありますか。
フランス人の食生活は、肉や卵などの動物性脂肪がたっぷりです。ほかの欧米諸国と同じように脂肪の多い食事を摂っているにもかかわらず、フランスでは虚血性心疾患による死亡率が他の欧米先進国に比べぐんと低いというもの。ここに専門家の注目が集まり、「フランス人が好んで飲んでいる赤ワインに関係がありそう」だということがわかってきました。そして赤ワインの成分として脚光を浴びるようになったのが「ポリフェノール」です。
「ポリフェノール」は、細胞の老化を防ぐ「抗酸化作用」があるとして、さらに研究が進められています。
1年間に国民一人当たりのワイン消費量
フランス : 57.7リットル
日本 : 2.5リットル
日本で「ポリフェノール」が注目されるようになったきっかけは、「赤ワイン」。健康にいいとして一大ブームを巻き起こしたのは記憶に新しいところ。赤ワインを日常的に飲むフランス人には、脂肪分の摂取が多いにも関わらず、心臓病の死亡率が少ないことから注目を浴びました。
●お肌の老化を遅らせるために注目したいポリフェノール!
「ポリフェノール」は光合成によってできた植物の色素や苦味の成分のことをいい、抗酸化物質の一つ。特にブドウに多く含まれ、果実の皮、種子などに多く含まれます。約4000種類以上!
代表的な種類は、赤ワインやむらさき芋のアントシアニン、緑茶のカテキン、コーヒーのクロロゲン酸、タマネギのケルセチン、ココアやチョコレートのカカオマスポリフェノール、豆腐やそばのルチン、大豆のイソフラボンなど。
「ポリフェノール」の種類によってさまざまな働きをしますが、老化予防、高血圧、動脈硬化、脳血管障害、心臓病、ガンの予防や疲労回復、肝機能を正常に働かせるといったことが期待できます。
「ポリフェノール」の「活性酸素」に対する「抗酸化作用」は、ビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍も高いといわれています。
●ポリフェノールお肌にも!
「ポリフェノール」は、お肌の老化を促進させる「活性酸素」を抑える働きがあるため、最近では化粧品にも使われるようになりました。
また、「ポリフェノール」などの抗酸化作用をもつ物質は、食べ物に多く含まれ、それらを食べる事により酸化を防いでくれるといわれています。
「ポリフェノールを多く含むもの」
1)飲 料:赤ワイン、緑茶、コーヒー、紅茶、ココア、他
2)野菜類:生姜、紫いも、玉ねぎ、しその葉、他
3)果実類:ブドウ、リンゴ、バナナ、イチゴ、ブルーベリー、みかん、柿、他
4)その他:大豆製品、ココア、梅干し、黒豆、チョコレート、ソバ、他
●一見からだによくないような気がするビール!
意外に抗酸化力があることがわかりました。ビールは主に、麦と水、そしてホップを原料に作られています。その原料である麦芽やホップに「ポリフェノール」があるので、麦芽100%ビールは「ポリフェノール」の効果があるいわれています。クワ科のホップを加えることで、ビールの旨味となる苦味や香りを作り出してくれるのです。もちろん飲みすぎは、禁物です。
●お肌の酸化(サビ)=お肌の老化
お肌の酸化(さび)とは、体内に老化の原因となる「活性酸素」が蓄積し、お肌にダメ−ジをもたらす症状のことです。肌の酸化(さび)は、細胞機能を低下させ、しみ、しわ、小じわ、肌あれ、くすみ、たるみといった肌の老化を引き起こすといわれています。しかし、酸化をまったく止めることはできません。ただし、「ポリフェノール」を摂取して「活性酸素」除去することにより、お肌の酸化、お肌の老化を抑えることが期待できます。
若いときは新陳代謝が活発で、抗酸化力が強く、お肌の酸化(さび)を気にすることはないのですが、その抗酸化力も25歳頃から徐々に低下し、40歳を過ぎると急激に衰えていき、外部から取り込んで生じる活性酸素に負けてしまうようになります。そうならないようにしっかりと抗酸化力をつけるようにしたいですね。
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